はじめに
ポケモンSVランクバトルS16お疲れ様でした。
鋼統一でランクマを潜り続ける上でずっと目標にしていたレート2000を達成することができたので、記念に記事を残します。
構築経緯
S14で最終3桁をとった構築からがらっと変えたいという思いがあり、そういえばSVでドリュウズ使ってないな…という流れから、現環境で活躍させるならすなかきドリュウズだろうということで砂をまける相方を探すと、クレッフィがSVですなあらしを新規習得していたことに気づいた
通常の砂パのカバルドンとは両壁で差別化が可能であるため、壁と砂のよくばりセット採用となった
壁構築を使う上で確定急所技がメインウェポンのウーラオスが重いため、水ウーラオスに強く壁とも相性が良さそうなテツノカシラを前回に引き続き採用
さらに水流連打に受け出しできると強い持久力ブリジュラスも型を変えて続投
この4体だとディンルー、ランドロス等の初手にくる高耐久の地面タイプが重そうなので、前回のAダグトリオの代わりにタスキデカヌチャンを採用
最後にレギュFで流行り続けているママンボウ構築の対策となるアーマーガアを採用した
がらっと変えたいとか言いつつあんまり前と変わってなくね?と思ったそこのあなた、その通りです
構築詳細
アーマーガア@おんみつマント
特性:ミラーアーマー
テラスタイプ:みず
205(252)-108(4)-172(252)-×-105-64 ※S個体値ダメかも
ダブルウイング/ボディプレス/のろい/はねやすめ
調整:
HBぶっぱ あまりA
S→最遅厳選を甘えたママンボウの下から動ける可能性があるため一応最遅
ママンボウ構築対策要員
ママンボウに対してはマントで熱湯火傷を防ぎつつ、一度のろいを積めていればクイタンの下から引き先のポケモンにダメージを与えられる
オーロンゲはねこだましの怯みはマントで無効、捨て台詞は特性で能力は下がらない
グライオンは地震、どくどくは鋼飛行なので無効にできて、まもみがで時間を稼がれるならのろい6積みダブルウイングで身代わりを割りつつ体力を削れる
こんな感じで選出されたエースが物理アタッカーならアーマーガア一匹で完封することができる
エルフーンがいるとアンコールで縛られるので、アンコール読みで引いたりなんかうまいことやって倒す(適当)
クレッフィ@ひかりのねんど
特性:いたずらごころ
テラスタイプ:はがね
163(244)-×-113(12)-100-152(252)-95
リフレクター/ひかりのかべ/すなあらし/てっていこうせん
調整:
HB→壁下でA特化水ウーラオスの水流連打+アクジェ確定耐え
HD→壁下でC特化メガネイーユイの放射確定耐え
壁張り兼砂展開要員
だいたい初手に投げて両壁or片壁を張り砂をまいて退場するか、片壁張って裏に引くのが基本的な動き
最初はハチマキor水テラス水ラオス意識でHBで使っていたが、ハチマキには全く遭遇せず、水テラスを切られたことも一度しかなかった
他にクレッフィをワンパンしてきそうな物理アタッカーは炎オーガポンだが、HBでも結局急所に当たれば落ちるし、逆に急所を引かなければHDでも耐えるのでHDで使うことになった
調整に書いたイーユイの他にも赫月ガチグマの大地×2+真空波を耐えて徹底光線で削りを入れられることもあり、HDにして正解だった
テラスを切ることはないだろうと思って鋼テラスのまま使っていたが、壁か砂のどちらかしかできない場面に半減・無効テラスを切る選択肢があれば勝てた試合もあったかもしれないのでなにか良さげなテラスタイプに変えておくべきだったかもしれない
デカヌチャン@きあいのタスキ
特性:かたやぶり
テラスタイプ:はがね
161(4)-127(252)-97-×-125-160(252)
デカハンマー/がむしゃら/ステルスロック/アンコール
調整:
ASぶっぱ あまりH
ステロ要員
S14で使用したAダグトリオと基本的には変わらず、がむしゃらやステロで荒らすのがお仕事
差別化点としては、アンコールを覚えることと相手の特性次第では特性表示順でどちらがはやいかわかること
アンコールが強いのはもちろんのこと、後者の情報もかなり有益で、炎オーガポンやイーユイ等の上をとれているならステロ→がむしゃらでOK
相手のほうがはやければ下からがむしゃらで最低限の仕事はできる
Aダグトリオと比較してあえて弱い点を挙げるとするならば、まずサーフゴーになにもできない点だろうか
型破り電磁波や叩き落とす等サーフゴーに対してもある程度仕事できる技は覚えるが、ディンルーやランドロスに対して強くしたい都合上、初手サーフゴーが激重になってしまっている
もうひとつはそこそこ耐久があってタスキまでいかないこともあるという点
水ウーラオスの水流連打を耐えるという部分では良い点でもあるものの、がむしゃらを採用しているからには中途半端に半分ちょっと削られて確定2発というのは結構困る
またテラスタイプについてはクレッフィの説明でも触れているように切る機会がないので鋼テラスのままだったが、変えたほうがよさそう
アンコールで無効タイプを縛る使い方ができるため、ノーマル・ゴースト・飛行のどれかがいい気がする
ドリュウズ@オボンのみ
特性:すなかき
テラスタイプ:ドラゴン
185-187(252)-81(4)-×-85-154(252)
調整:
ASぶっぱ あまりB
砂下のエース
クレッフィの壁張りからの砂嵐の流れがうまく決まって剣舞も積めれば、そのまま2~3体持っていってくれるパワーはある
ただクレッフィに粘土を持たせているため、砂ターンが短くターン管理がシビア
しかも炎オーガポンのつたこんぼう急所なんかで砂をまけずに終わることもあるので、うまく通せた対戦は正直少なかった
一応砂をまけなかったとしてもある程度戦えるだろうという想定でオボンのみを持たせていたが、剣舞を積んでも火力不足を感じることが多かった
特に初手にガチグマからこられて徹底光線で削れずに落とされてしまうと、+2地震では落とせないのでとてもキツく、ガチグマ入りには投げづらかった
珠を持たせるべきか、ステラにするべきか、はたまた水テラスにしてテラバーストを入れるべきか…努力値の調整も含めまだまだ考察のしがいがありそう
ブリジュラス@たべのこし
特性:じきゅうりょく
テラスタイプ:フェアリー
193(220)-125-192(196)-×-85-117(92)
アイアンヘッド/ボディプレス/てっぺき/でんじは
調整:
H→16n+1
S→麻痺した準速スカーフ100族を抜けるかつ、耐久振りの竜舞カイリューを大体抜けるあたりまで
(SラインはS14最終67位せろさん、S15最終319位たこやきさんの調整を参考にさせていただきました)
残りをBに
物理受け、特に水流連打受けがメインのお仕事
壁構築だと確定急所の水流連打を誘いやすく、クレッフィでリフレクターを張ったあとにブリジュラスに引く動きがとても強かった
ただそのあとに、ラオス居座りやボディプレ読みカミ引きを読んで電磁波を押すか、電磁波読みガチグマ引きを読んでボディプレを押すかの選択が難しかったりする
中盤まではずっと鉄壁の枠を身代わりで使っていたが、同じ残飯の鉄壁ボディプレ型ブリジュラスに勝てなかったので自分でも使うことに
持久力のB上昇を嫌って剣舞を積んでくる相手に対して、鉄壁で火力・耐久ともに底上げできるのが偉かった
またSが無振りウーラオスと同速なため、稀にウーラオスの上から動けることがあった
結局相手がS無振りかどうかは事前に判断できないし、そもそも電磁波から入るのであまり変わらなくはあるが、先に動いて1発痺れを引けたらアドなのでさらにSに努力値を割いてもいいかもしれない
テツノカシラ@ブーストエナジー
特性:クォークチャージ
テラスタイプ:みず
175(76)-×-121(4)-164(172)-129(4)-165(252)
タキオンカッター/サイコノイズ/テラバースト/めいそう
調整:
クォークチャージでSが上がるようにしつつ、Cは最大限に
残りは総合耐久が一番高くなるように振り分け
(S14と変わらず)
この構築でもエース枠
単体としての性能も悪くない上に壁との相性も〇
今まではあまり瞑想が積めずに火力不足を感じることもあったが、壁やアンコのおかげでだいぶ積みやすくなっている
特にガチグマ対面壁なしでは瞑想を積む余裕がなく、積まずにいきなり水テラバを打ちにいっていたが、テラス読みでブラムを打たれると大ダメージで、なんならノマテラブラムだとワンパンされてしまっていた
それが壁がある状態だと、テラスを切らずに瞑想から入る余裕があるためブラムを打たれるのはむしろアド
大地を打たれても3割ちょっとのダメージで抑えられるため、だいぶ戦いやすくなった
苦手な相手を挙げるとすればまずイダイトウ♂で、適応力の威力150おはかまいりが高乱数1発、こちらからの有効打が威力の低めなサイコノイズのみと壁があってもキツイ相手
あとは持久力ブリジュラスに対してもこちらからの有効打がなく、一番ダメージが入るタキオンカッターは持久力を2回発動させてしまう
基本選出
ドリュウズが通せそうな場合
or or
基本的にはガチグマがいる場合投げづらい
ウーラオスがいるときは左、ドリュウズを選出するときはこの選出が一番多かった
真ん中はステロをまきたいときに
右の選出はあまりしなかったが、ドリュウズで暴れてカシラでスイープする流れ
言ってることは強そうなんだけど、ガチグマウーラオスがいないかつドリュウズが止まる相手がいない構築なんてほぼ存在しないんだよね
ドリュウズが通せなさそうな場合
or or
まず左から、壁でカシラを通す選出 ガチグマ入りのスタンパには大体コレ
真ん中はディンルーやランドロスがいる場合に
右は対ママン構築や受けループ用 ただし受けループにラウドボーンがいる場合はほぼ勝てないといっていい程に無理
結果
メインROM TN:しーく・仝・ 最終543位/レート2000
サブROM TN:しーくま 最終2025位/レート1853
ぎりぎりでしたが、念願のレート2000を達成することができました!
サブROMのほうも最終日前日にレート1977まで上げられていたものの、最終日に怒涛の7連敗をかまして終了
おわりに
まずはS16応援してくれていた方々、本当にありがとうございました!
ついに目標だったレート2000に到達することができました。
いつもはあまりポストしない癖に、ランクマ終盤で調子がいいと順位報告ポストうるさくて申し訳ないです…いいねやリポストとても励みになってます。
また5月からの新しいルール、レギュレーションGが発表されました。
禁伝1体を採用できるルールということで、鋼統一ではディアルガ、ソルガレオ、日食ネクロズマ(、ザシアン、ザマゼンタ)の中から1体選ぶこととなります。
※ザシアン・ザマゼンタに関しては元のタイプに鋼タイプがついてないので諸説アリ 自分はランクマであれば平気で使う派
まだ全然考察はできていませんが、使える禁伝の種類が多めというのもある意味鋼統一でもあるためしっかりと考察して、レギュGでもいい結果を残せるよう頑張っていきたいですね!
最後にこの記事が他の鋼統一の民や、新しく鋼統一始めてみようと思っている方へ、少しでも参考になれば幸いです。